#blacklivesmatter
MUSIC
お題「#おうち時間」
寝室のテレビが壊れていることに数ヶ月気がつかず。ある日映画が見られないと主人に言われ「はーい任せて!」貴女がテレビを買うのは、僕がドレスを買うのと同じくらい酷い結果を招くから、電機屋さんにお任せして下さいと念を押された。
テレビとは世界中のものを見せてくれる素晴らしいもの!とおすすめしているのだが、私が滅多に見ないからなのか、子供達はテレビさんをDVDさんと呼ぶ始末。
そんな我が家では常に音楽が。お篭り中の選曲は子供達。同じ曲をずっと聞かされていると、好きなのか、ずっと聞きているから好きな気分になってるのか、やや混乱。しかしかかると「あ、好きかも?」と身体が反応。
特にこれ。
今宵は主人セレクトのショパン、落ち着く。私はマルタが好き。
bookshelf 其の二
ヘレンケラーを読みながら「ママ、偉い人のお話よりも、人を助けた人のお話が好きなの。」毎日暗いニュースが続く中「偉いってどういう意味かな、偉い人ってどんな人だろう?」長女と話し合ったばかり。うんうん、わかる。伝わっているわよ。
主人も自宅勤務となり数週間が過ぎた。平日は部屋に篭って仕事をしている為、子供達は週末を楽しみに。些細なことだが、この週末への期待で曜日感覚が保たれるのは健康的。
私は本の整理を!本棚は家族の歴史。大切な人から頂いた本、Cape codの歴史を綴った本、イタリアに関する本も多々。『THE EVE OF SEVEN FISHES』『The book of Tea』それにマイヤ・プリセツカヤの自伝や、ある場所の地球の歩き方も。昔々『ジキル博士とハイド氏』を読み返していたところ、これまた隣で主人も『Dr. Jekyll and Mr. Hyde』を読み返しており、彼からの初めてのプレゼント『山本五十六』とともに日本語・英語の2冊をお隣同士に。
私は思い出の品に執着しないのだが、本に限ってはなかなか手放し難く、幼少期の愛読書も未だ手元に。アンデルセン童話の人魚姫(絵:桜井誠さん)は子供心になんと美しい色使いなんだろうと本棚の一番目立つところに飾っていた(今でも!)。ノエル・ストレトフィールド著『バレエ・シューズ』『ファミリー・シューズ』は翻訳された文章のリズムがなんだかとても大人っぽく感じ、数え切れないほど読んだ。阿部博一さんの挿絵もよく真似して描いていたものだ。
このところ「ママの本棚を眺めるのが好き」という長女の為に、近い将来貸してあげたい本コーナーを作ってあげた。本当に読めるのはずっと先だろうが、タイトルを見て大喜び。『バレエ・シューズ』『ファミリーシューズ』もそちらへ移動。
他にも…
今はバレエと音楽に夢中なのでこんなセレクションに。次女はヴェートーベンが好きなのだが、ショパンを食パンと言う。最高。
Stay (@) home
平和
長女が本格的に戦争について質問してくるようになった。自分で感じるチャンスを奪わぬよう、月齢に応じ心をこめて。時には本の力も借りて。特にこの2冊は子供なりに感情を揺さぶられたようだ。
映画『火垂るの墓』はいつか見せたいと思い、特別なキャビネットに忍ばせてある。まだ少し早いと思うからだ。ところが 先日、幼馴染のお姉ちゃまと図書館に行った際『火垂るの墓』の本を借りてきた。難しいところは彼女に読んでもらい、ママにも見せたいと思ったそうだ。大人が思うより、子供は受け止める力がある。
学校でユニセフについて学んだ際、ママも一緒にお勉強しようと図書室で『すごいね!みんなの通学路』という本を見つけ出してきた。その本のカバーで紹介されていた『マララさん、こんにちわ』を本屋で見つけ出し...彼女の中で戦争とマララが繋がったようだ、それからマララの本を繰り返し読むようになった。
- 作者: レベッカ L.ジョージ,ジャンナボック,Rebecca Langston‐George,Janna Bock,西田佳子
- 出版社/メーカー: 西村書店
- 発売日: 2016/07/12
- メディア: 大型本
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令和という元号を聞いた長女が「私は平成の方が好き。平って平和の『へい』でしょ?」そうね、でも令和の和も平和の『わ』なのよ。
やや春の食卓
3月の食卓は楽しい。冬の食材に未練を感じつつ、春らしい食材も手に取りたい。
・寒鰤の塩焼きは最高だが、産卵期の天然鰤は梅煮(お酒、水、お昆布、梅干しで炊く)ハスもあったので一緒に、2枚残っていた紫蘇も添えて。炊きたての白いご飯がすすむ!蛤のお吸い物、菜の花のお浸し、長芋の酢醤油漬け、糠漬けとともに。
・ 蕗の薹の炊いたんはお手頃価格になってからのお楽しみ。昨夜は蕗の薹とあさりの酒蒸し、空豆ご飯(長女がサヤ付きを発見)、鰆の塩焼き、芹と油揚げのお味噌汁、大根おろし、糠漬け。
・鱈の唐揚げ、芹と白子のお椀、新玉ねぎと春キャベツのマリネ、胡瓜とパプリカの酢の物。この日はグリンピースご飯にしようと誘ったのだが、前回いまいちだったのでもう少し待ちたいと。栗や玉蜀黍も1年間首をながーくして待ちわびた結果、記憶していた味と異なると深く悲しみ、次の購入はとても慎重に(笑)。長女なりの季節感や食材への幼いこだわりが愛おしい。
白子といえば、鮭(軽井沢でよく見かける)から始まり、鮟鱇、鱈、ふぐ。冬の朝には次女の大好物、百合根と鱈の白子粥をよく作る。今の時期は珍しい鯖の卵や白子も食卓に並ぶ。週末はお魚屋さんがわけて下さったヒラメの卵、菜の花を添えて。芹とのお別れが名残惜しく、これでもかと頻繁に登場中。芹と菜の花が並ぶのも、3月らしい。