平和

長女が本格的に戦争について質問してくるようになった。月齢に応じ心をこめて話を。自分で感じるチャンスを奪わないように。そして時には本の力も借りて。特にこの2冊は子供なりに感情を揺さぶられたようだ。

かわいそうなぞう (おはなしノンフィクション絵本)

かわいそうなぞう (おはなしノンフィクション絵本)

 
せんそうしない

せんそうしない

 

映画『火垂るの墓』はいつか見せたいと思い、特別なキャビネットに忍ばせてある。まだ少し早いと思うからだ。ところが 先日、幼馴染のお姉ちゃまと図書館に行った際『火垂るの墓』の本を借りてきた。難しいところは彼女に読んでもらい、ママにも見せたいと思ったそうだ。大人が思うより、子供は受け止める力がある。

火垂るの墓 [DVD]

火垂るの墓 [DVD]

 

学校でユニセフについて学んだ際、ママも一緒にお勉強しようと学校の図書室で『すごいね!みんなの通学路』という本を見つけ出してきた。その本のカバーに『マララさん、こんにちわ』が紹介されており、本屋にて店員さんに助けて頂きながら一生懸命探していた。彼女の中で戦争とマララが繋がったようだ、それからマララの本を繰り返し読むようになった。

すごいね!みんなの通学路

すごいね!みんなの通学路

 
マララさん こんにちは: 世界でいちばん勇敢な少女へ

マララさん こんにちは: 世界でいちばん勇敢な少女へ

 
マララのまほうのえんぴつ

マララのまほうのえんぴつ

 
マララの物語 わたしは学校で学びたい

マララの物語 わたしは学校で学びたい

 

令和という元号を聞いた長女が「私は平成の方が好き。平って平和の『へい』でしょ?」そうね、でも令和の和も平和の『わ』なのよ。

 

 

やや春の食卓

3月の食卓は楽しい。冬の食材に未練を感じつつ、春らしい食材も手に取りたい。

・寒鰤の塩焼きは最高だが、産卵期の天然鰤は梅煮に。お酒、水、お昆布、梅干しで炊くシンプルな料理。ハスもあったので一緒に炊き、2枚残っていた紫蘇も添えて。炊きたての白いご飯がすすむ!蛤のお吸い物、菜の花のお浸し、長芋の酢醤油漬け、糠漬けとともに。

・ 蕗の薹の炊いたんはお手頃価格になってからのお楽しみ。昨夜は蕗の薹とあさりの酒蒸し。そしてやっと長女からお許しが出た空豆ご飯(3月まで購入を禁止されていた)、鰆の塩焼き、芹と油揚げのお味噌汁、大根おろし、糠漬け。

・鱈の唐揚げ、芹と白子のお椀、新玉ねぎと春キャベツのマリネ、胡瓜とパプリカの酢の物。長女なりの季節感や食材への幼いこだわりが愛おしい。この日はグリンペースご飯にしようと誘ったのだが、サヤ付きがなく却下された。栗や玉蜀黍も1年間首をながーくして待ちわびているのに、出始めで甘くなかったりすると深く悲しみ、次の購入はとても慎重に(笑)。

白子といえば、鮭(軽井沢でよく見かける)から始まり、鮟鱇、鱈、ふぐ。冬の朝には次女の大好物、百合根と鱈の白子粥をよく作る。今の時期は珍しい鯖の卵や白子も食卓に並ぶ。週末はお魚屋さんがわけて下さったヒラメの卵、菜の花を添えて。芹とのお別れが名残惜しく…これでもかと頻繁に登場中。芹と菜の花が並ぶのも、3月らしい!

ピンクの国語辞典!!!

家族で行く時は八重洲ブックセンターが便利、丸善とはまた違った有難いフロア構成。5階(児童書)と6階(洋書)を螺旋階段で行ったり来たり出来るのだ。主人は次女が愛してやまない『Peppa pig』『Curious George』が豊富な6階へ。私と長女は5階へ移動。しばらくするとお派手な辞書を抱えた長女が登場。そういえば随分前から国語辞典を欲しがっていたのをすっかり失念していた。WOW!これが辞書!?

しょっちゅう買い換えるものではないし(ピンクだし)親としては吟味して選びたいのが本音。普段は比較的シックなものが好きな彼女、子供らしい一面を見てきゅん(ピンクだけれど)。ときめいたのよね(ピンクだもの)。お店の方曰く、つい最近発売されたばかりだそうで、なんと英語辞典もあるらしい。2冊並んだら強烈だろうな。

帰宅後ポストイットを片手に辞書を『読む』彼女、言葉の説明文にわからない言葉があり、それをまた調べるというエンドレスな作業を大笑いしながらなさってらっしゃる。楽しそうで母も嬉しゅうございます。 

はじめて国語辞典 (メゾピアノ 辞典コレクション)

はじめて国語辞典 (メゾピアノ 辞典コレクション)

 

 

My little Vivienne Westwood!

本日長女がご自分でお作りになったスカートを履いて登校された。万が一ジッパーの縫い目が崩壊することを想定し、下にスパッツを履いて…果たして帰宅までもつのだろうか。座って朝食はクリア。次女もお揃いで作って欲しいと大騒ぎ。水色と紺を基調としたコーディネートも抜群で、朝から何度可愛いわねぇと言ったかしら。

小さな時から、紙やら、フェルトやら、モールやら、スパンコールやら、持ってるもので工夫してお人形らしきものを作るのが好きだった。もちろんフラット。ある日、はけなくなったパンツと木工用ボンドで、健気にややフラットではないウサギを制作。次はどうしてもテッシュを入れてふっくらさせたいらしい。玉止め以外自分でやるのならと、針と糸を貸してあげることに。なみ縫いのお手本を1回見せる。糸を通すのにかなり苦戦していたものの、2時間後お顔だけややふっくらしたピンクのうさぎが完成。パンチで穴を開け、キーフォルダーにしてプレゼントしてくれたのだ。思い描いたことを形にする!立派!

年長のお誕生日に本格的な裁縫箱をプレゼント。縫い針・まち針の数を作業後必ず確認することが唯一のお約束。師匠は幼馴染の五年生のお姉ちゃま。質問されたらアドバイスはするが、まずは自分でやってみることが大切。スカートを作り出したからには、そろそろ基本的なことを教える時期かしら。細かいなみ縫いと、返し縫いを春休みに教えてあげよう。娘は私が偉大なデザイナーと思っているのだが、実はお洋服も作れないし、ベーシックなことしか出来ない(まだ気がつかれておらず)。いつかママにドレスを作ってくれるそうです。

 

子育てのご褒美

長女が「そらぐるまって何?」指差す先を見ると…空車。なんて夢がある言葉。

キャンドルとシャンデリアが一緒になってしまい『シャンドル』。「貴女を誇りに思うわ(I'm proud of you)」と言ったら「ママ私は埃じゃないのよ」。お『田』んじょうび日おめでとう。はっぴょう『貝』。

傑作は「お喋りね、貴女はお口から産まれてきたのかしら」「私ママのお口から産まれてきたの?じゃあ、ママもおばあちゃまのお口から産まれてきたのね」。

次女がトイレットペーパーを使いすぎる度に勿体ないと私がいつも言ってたのだろう。彼女はトイレットペーパーを『勿体ない』だと思っていたし、最近は「ママ、ボールある?」と言われても意味がわからず…長女が「ママもボーン(骨)ある?って聞いているのよ」と教えてくれた。叩きながら聞くので注意したのだが、骨があれば硬いから叩きながら確認しているというのだ。なるほど!

Bookshelf

主人が苦笑するほどの頻度で本を入れ替える。リビングの本棚は背表紙の色ごとに並べるのが好き。思い出の本には特別な場所を、時間のある時に読み返したい&まだ読んでいない本のコーナーも。「この本達はお隣同士に」という自己満足なこだわりや、時には途中で飽きてぐちゃぐちゃのセクションも。 壁一面に大きな本棚を作ったらと主人が言ってくれるのだが、本棚ごとに個性があるのも喜び。もちろん家中の本を1箇所に集めてそれを並べるのも、想像するだけでうきうきしてくる。そんな時はきっとJacquessonとともに♡

子供用本棚も成長とともに頻繁に整理。長女に関してはほぼ本人にお任せ。もう読まなくなった本、次女に譲る本の選別も。私より次女のことをよくわかってるなと毎回感心させられる。季節にそった本をリビングの籠に入れておくのだが、先日クリスマスの準備をしていると、ぴったりの絵本、CD、DVDをその籠に入れてくれた。「スノーマンもクリスマスっぽいし、Grinchは絶対よね」自分の本棚もテーマを決めてデコレートしているしね、これからは長女の仕事としよう。

次女の本棚は私が整理。彼女の場合は、本を正しく(背表紙が見えるよう、上下も逆さにならないよう)しまえれば合格。そろそろ日本語と英語をわけようかな。 

主人は歴史と古書を愛するが、コレクター癖がない。ヘルシー!お父様に譲られた古い『シェイクスピア』のみ、私が母から譲り受けた『日本の歴史セット』のお隣に(ちなみにお父様の本棚はたまらなく魅力的でついつい見とれてしまう)忙しい彼は、現在数ヶ月に1冊というスローペース。いつか博物館にあるようなふる〜い本を手にとって愛でる日を楽しみにしているのだ。その時はとっておきのスペースを。

 

 

 

ゴリオ爺さん

銀座にある哥利歐(ごりお)というお食事処の自家高温燻製サーモンを頂戴した。哥利歐の由来はバルザックの小説『ゴリオ爺さん』だそうだ。妹から実家にあったわよと言われたので、数十年前に読んだのかもしれないが、全く記憶にない。余談だが、私は記憶力が非常に悪く、本を読んでも忘れてしまうことが多々あり(オチまで!)何度読んでも新鮮な気持ちで感動できるという大変お得な人なのである。映画も!

早速購入しようとすると、なんと映画化されており、なんとなんと主演がシャルル・アズナヴールではないか。数日後に彼のコンサートに行くことになっていたのだ。体調不良を理由に延期となっていたのだが、再度来日公演が決まった時には狂喜乱舞。出来なくなったことを潔く受け入れることが、94歳だからこそ出来ることに繋がるのだろうか。歌う喜びと、歌うことができる喜びにあふれたパワフルなステージだったのに…帰国後すぐお亡くなりになったなんて信じ難い。

在りし日を偲び、心よりご冥福をお祈りいたします。

 

ゴリオ爺さん [DVD]

ゴリオ爺さん [DVD]